奥深き、笹団子♬
2019.05.13
こんにちわ!燕三条発、イチパン小林です(^o^)/
5月も中旬、ついに「★★★よもぎフランスあんパン」が始まりましたよ~(^o^)
ヨモギの風味のフランス生地で、甘いあんパンがあっさりいただける、とっても美味しいパンができました~(^o^)/
いやぁ、よもぎとあんこって合うよね~!って生徒さんとお話をしていると、やっぱり出てくる話が、アレですよ。アレ。
よもぎ、あんことくれば、新潟の人ならだれでも想像するのが、新潟の郷土和菓子「笹団子」!!!!
わたくし小林、笹団子がだ~いすき!
だって新潟県人だもーん
笹だって綺麗に剥いて食べて、ちゃとキレイにたためるもーん
でもね、このイチからはじめるパン教室で働き、県央にお住いの生徒さん達と触れ合う中で、超ビックリしたことが!!
県央地域では、笹団子にヨモギ、使わないのね???
?????
笹団子って、あんこをヨモギ団子で包んで、笹でくるんで蒸したもの、と認識しておりましたが、ここ県央では、ヨモギではなく「ごんぼっぱ」っていわれる植物を使うんですって!!!!
「ご・ご・ご・ご。ごんぼっぱ???」
?があふれかえりますが、この「ごんぼっぱ」、 オヤマボクチと呼び通称:山ごぼうやごんぼっぱとも言われるキク科のアザミ属の多年草の植物だそうなんです。
ごぼうの葉ににているから「ごんぼっぱ」だそうで、 一般的なヨモギを使ったものとは違って、「ごんぼっぱ」で作る笹団子は、ヨモギの物より色が薄く、ヨモギ独特の臭みがなく、柔らかいのにコシがある笹団子に仕上がるのが特長だそう。
たしかに!たしかに生徒さん達が作ってくださった笹団子、ヨモギの深緑よりは薄くて、柔らかいのにコシがあった気がする!!!
調べてみると、三条市の下田地区周辺では、昔から、この「ごんぼっぱ」の笹団子が作られているそうで、お話を聞いた生徒さん達には懐かしい味で、笹団子と言えば、「ごんぼっぱ」の笹団子が当たり前なんですって。
こばやし、新潟県人として、まだまだ未熟ものであるということを痛感(/o\)
だめなのね?
出陣餅のきな粉をこぼさないように食べられても、
燕三条系ラーメンを食べて、次の日胸焼けしても、
笹団子の中のお団子が笹にくっついている場合、笹を細かく細かく割いて剥く技を使っても、
笹団子食べた後の笹を、クルクルってたたんで、イグサの紐でクルクルって縛って、いかにコンパクトに仕上げても、
笹に包まれた三角を見たらすかさずきな粉を用意しても、
それでもまだだめだったのね???
新潟県人として、もっともっと知識を深めていかなければ(≧◇≦)
と、いうことで、「ごんぼっぱ」で作る笹団子、たくさん作っちゃた―!っていう方、ぜひイチパンでお待ちしております
すいません、今日は、「★★★よもぎフランスあんパン」のお話ではなく、笹団子のお話になってしまいましたー